どうして生理になるの?
生理(月経)は、毎月、受精卵のために厚くなった子宮内膜がはがれて膣から排出されるものだ。思春期以降、女性の子宮内では、毎月、排卵時期に合わせ、受精卵を迎え入れるための準備を始める。子宮内の壁(子宮内膜)を厚くし、受精卵を育てるためのベッドを用意するのだ。
しかし、用意したベッドも受精卵がやってこなければ用ずみとなり、壊されてしまう。壊されて、はがれた子宮内の壁は、膣から排出される。これが生理(月経)である。
月経は、25日から36日くらいの周期で起きる。これを月経周期といい、月経の開始日から次の月経が始まる前日までのことをいう。通常は、28日から30日程度の月経周期の人が多い。1回の月経期間は3日から6日はどで、その間にコップ1杯程度(50~250cc)の月経血が排出される。月経血のうち、血液は約40%ほどで、残りは子宮内の組織液や組織の断片などである。
月経になると、多くの女性は腹部が痛む生理痛を感じるようになる。生理痛になるのは、月経血を排出しようとして子宮が収縮するためだ。さらに子宮から膣へっながる通路(子宮頚管)は狭く、月経血を排出しにくい状態になっている。それを無理に排出しようと子宮が収縮し、痛みがひどくなるのである。
また、月経が近づくと、イライラしたり機嫌が悪くなるなど、精神的に不安定になる女性も多い。これは、ホルモンのバランスが崩れることなどが原因だと考えられている。
ちなみに初めての月経を初潮というが、日本人の平均的な初潮年齢は12歳前後である。
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